紀要論文 二見港における定期的な港湾衛生調査の必要性について

山内, 繁  ,  笠井, あすか

(39)  , pp.45 - 56 , 2016-05-31 , 首都大学東京小笠原研究委員会
ISSN:03879844
NII書誌ID(NCID):AN00289259
内容記述
小笠原父島二見港において、港湾衛生管理ガイドラインに基づく定期的な港湾衛生調査の必要性を確認するために、ねずみ族及び蚊族の生息調査を行った。ねずみ族については 計15匹のクマネズミが捕獲されたが、ペスト菌及び腎症候性出血熱ウイルス抗体は保有していなかった。また、蚊族については成虫調査を行ったが、ヒトスジシマカ、アカイエカ群、オガサワライエカの捕集があったものの、フラビウイルス遺伝子の検査は全て陰性であった。今回の調査では港湾衛生上、問題となる病原体は発見されなかったが、クマネズミの生息密度が高いことが示唆された。これは万が一、ペスト等の病原体が侵入した場合、その定着・拡散のリスクが高いことを意味することから、今後、定期的な港湾衛生調査を実施し、病原体の侵入及び定着の防止に努めたい。
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