Thesis or Dissertation 小学校の学級支援サポーターが抱える支援の難しさを軽減するプロセス

井田, 若葉

pp.1 - 86 , 2015-03-25
Description
筆者は都内の公立小学校において2011年度から2013年度まで、学級支援サボーターとして一年間固定のクラスに入るという内容の学校実習を行ったが、落ち着いて学習できるよう支援を行うことを目的に導入される中で、どのように子どもと関わればいいかわからない、どのように教師と関わればいいかわからないという二つの難しさを抱えていた。それらの支援の難しさを軽減するためには子どもを理解することとバランスを取ることの二点が必要で、達成するためには経験と学びの二点が寄与するというという仮説を立てた。本研究の目的は①サポーターが抱える支援の難しさを明らかにすること、②サポーターが抱える支援の難しさを軽減するために寄与する要因を明らかにすること、③サポーターが抱える支援の難しさを軽減するための一案を提示することの三点とした。研究1で筆者のフィールドノーツ、研究2で学生へのインタビュー、研究3で長期サポーターへのインタビューをM-GTAにより分析した結果、サポーターの抱える支援の難しさとして支援をするにあたって『何をしていいかわからない』感じ、支援が『うまくいかない』感じ、【担任とのうまくいかなさ】、工夫をして支援をしても【思うようにいかない】という四点があることが明らかになった。またサポーターの抱える支援の難しさを軽減するためには子どもを理解することとバランスを取ることの二点が必要であるという仮説が証明され、経験と学びの二点に関してはサポーターの抱える支援の難しさを軽減することに寄与することが明らかになった。子どもを理解すること、バランスを取ること、積極的に学ぶことの三点が、サポーターが抱える支援の難しさを軽減するための一案として提示できると考えた。
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