紀要論文 父島における陸水の水文化学特性 : 特に溶存成分の起源に着目して

森, 和紀  ,  大八木, 英夫  ,  三田, 明寛

38pp.17 - 30 , 2015-05-31 , 首都大学東京小笠原研究委員会
ISSN:03879844
NII書誌ID(NCID):AN00289259
内容記述
父島において2014年9月14日~17日に実施した現地調査の結果に基づき、地表水・地下水の水質の地域的差異と特徴について考察し、水利用の現状に関しても若干言及した。河川水の溶存成分濃度が相対的に高い値を示す要因として、降水量と可能蒸発散量の差として求まる流出量が小さい水文条件が考えられ、島内全域でNa⁺-Cl⁻型の水質組成が卓越することを指摘した。加えて、東海岸に流出する小河川ではHCO₃⁻が副次的に高い水質特性を示し、東北東の最多風向とHCO₃⁻の高い降雨が水質に影響を与えていると考えられる。風送塩の測定結果、およびNa⁺とCl⁻濃度との相関から、水質溶存成分の起源が海塩に由来することが結論づけられる。
本文を読む

https://tokyo-metro-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=2486&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1

このアイテムのアクセス数:  回

その他の情報