紀要論文 森林生態系保護地域「利用のルール」による、父島のオガサワラノスリ営巣地への保全効果

千葉, 夕佳

38pp.41 - 49 , 2015-05-31 , 首都大学東京小笠原研究委員会
ISSN:03879844
NII書誌ID(NCID):AN00289259
内容記述
2008年に適用された、小笠原諸島森林生態系保護地域「利用のルール」は、オガサワラノスリの繁殖期間中に、営巣地付近のルートを利用しない旨定めている。本研究では、「利用のルール」適用以前からのつがいの繁殖履歴から、(1)「利用のルール」の要項のひとつ、「営巣地近辺のルートの非繁殖期のみの利用」及び「ルート指定」によるルート数の減少が、オガサワラノスリの営巣地保全に有効だったと考えられること、(2)一方で、利用が優先されたルート近辺ではオガサワラノスリの繁殖が攪乱された可能性があることを示す。営巣地の保護は、利用との兼ね合いや、他島での繁殖状況を考慮しつつ、実施される必要があるだろう。
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