紀要論文 初回臨地実習における学生のコミュニケーション展開の特徴 : 受け持ち患者とのコミュニケーション場面の再構成記録の分析
The Characteristics of the Nursing Students' Communication Deployment in First CLinical Practice : Analysis of Communication Records Between Students and Patients

渡部, 菜穂子  ,  工藤, 千賀子  ,  阿部, テル子

10pp.13 - 26 , 2015-03-31 , 弘前学院大学看護学部
ISSN:1880-8867
NII書誌ID(NCID):AA12149754
内容記述
研究目的は,初回臨地実習における学生と受け持ち患者とのコミュニケーション場面の再構成記録を分析し,学生のコミュニケーション展開の特徴を明らかにし,教育上の示唆を得ることである。38例の再構成記録の記述内容を南(1967)の理論に基づき,意図の有無,患者に意図を伝えているか,意図に沿ったコミュニケーション展開が行われているかについて分析した。その結果,意図を持ってコミュニケーションを行っているのは29例で,実習2・3 日目に多く,意図を持たないコミュニケーションが実習1 日目に多かった。た,学生は意図があってもそれを患者に伝えずにコミュニケーションを始める傾向があった。コミュニケーションの意図は,<入院生活の様子を把握する>,<情報を確認する>,<観察や援助を実施する>,<挨拶をする>ことなどであった。コミュニケーション展開は,意図がある場合は1 つの話題で表現-反応を複数回繰り返しているが,意図がない場合は,学生が質問し患者が答えると,話題を変えて次の質問をするといった,一往復の表現-反応で脈絡もなく話題が次々と転換する傾向があった。
本文を読む

http://hrr.ul.hirosaki-u.ac.jp/dspace/bitstream/10634/7618/1/HirogakuKangoKiyo_10_13.pdf

このアイテムのアクセス数:  回

その他の情報