Departmental Bulletin Paper 看護学部1 年次生の初回臨地実習時のコミュニケーションにおける関心事 : 実習場面の再構成記録による分析
Communication-related Concerns of First-year Nursing Students During Their Initial Field Practicum : Analysis Using Reconstructed Records of Practicum Scenarios

工藤, 千賀子  ,  渡部, 菜穂子  ,  阿部, テル子

10pp.1 - 11 , 2015-03-31 , 弘前学院大学看護学部
ISSN:1880-8867
NCID:AA12149754
Description
本研究の目的は,看護学部1 年次生の初回臨地実習におけるコミュニケーションの特徴,特に学生の関心事を明らかにすることである。受持ち患者とのコミュニケーション場面の再構成記録35例の記述内容を林らの分類に基づき,『患者志向』,『自己志向』,『関係志向』にカテゴリー化し,それぞれの特徴を分析した。その結果,患者の感情や思考に関心が向いている『患者志向』は16例と最も多く,看護学の知識は浅いながらも看護の客体である患者の言動に関心を向けていた。学生自らの感情や思考に関心が向いている『自己志向』は11例であり,特に実習初日に【会話をしなくてはいけない焦り】を感じ,実習経過とともに【何をしていいか不安】,【何かしてあげたい願望】を持つ傾向が認められた。患者との関係に関心が向いている『関係志向』は8 例であり,実習全期間を通して,患者に接する度に表裏の心情である【拒絶される恐怖心】と【受け入れてもらった安心感】を有していた。
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http://hrr.ul.hirosaki-u.ac.jp/dspace/bitstream/10634/7617/1/HirogakuKangoKiyo_10_1.pdf

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