Departmental Bulletin Paper 男女共同参画関連施設におけるセクシュアル・マイノリティに関わる事業の展開
Learning about Sexual Orientations and Gender Identities at Gender Equality Promotion Centers

冨永, 貴公  ,  TOMINAGA, Takahiro

(87)  , pp.115 - 128 , 2018-03-01 , 都留文科大学
ISSN:0286-3774
NCID:AN00149431
Description
 小論の目的は、男女共同参画関連施設におけるセクシュアル・マイノリティに関わる事業の展開の量的変化を跡づけ、それら事業の内容と方法を検討することである。 セクシュアル・マイノリティ関連事業は、文部科学省の通達と渋谷区の条例制定を契機とする同性間のパートナーシップに関わる議論を受けて量的な拡大の途上にあるが、かねてからのセクシュアル・マイノリティ当事者(支援)団体との協働を含みながら、男女共同参画関連施設による主催事業として、既存の事業と関連させて多様に開催されている。 それらは第一に、セクシュアル・マイノリティに関わる「正しい知識」を得ること、第二に、「すべての人」にとって「自分らしく生きる」ために保障されるべき「性の多様性」を理解すること、そして、その多様性を推進するための支援のあり方を知ることを旨とする。小論では、このようなセクシュアル・マイノリティ関連事業の意義と課題に関わって、「正しい知識」の正しさをめぐる問い、「性の多様性」の政治性をめぐる問い、「自分らしさ」の強調をめぐる問いの3 点があることが確認された。
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http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/bitstream/trair/845/1/Y0870115.pdf

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