Departmental Bulletin Paper 自閉スペクトラム症を背景とした思春期以降の問題行動への早期発見・早期介入~支援者向け研修の効果~

山本, 彩  ,  俵谷, 知実  ,  久藏, 孝幸  ,  葛西, 俊治

(102)  , pp.137 - 146 , 2017-10-30 , 札幌学院大学総合研究所 = Research Institute of Sapporo Gakuin University
Description
 自閉スペクトラム症(以下,ASD)の特性の濃淡は連続しており,またライフステージで特性の見え方や必要な支援が異なってくることから,特性をディメンジョナルに捉え,どのライフステージでも問題が顕在化した際に迅速に対応できる支援体制づくりが必要と考えられる。この点について,物質依存がある本人とその家族を地域の中で包括的に支援するCommunity Reinforcement Approach(以下,CRA)が参考になると考えられる。 本研究は,地域の支援者たちが,思春期以降にあらわれやすいASD特性を背景とした行動の問題をディメンジョナルに捉え,かつCRAの考え方や研修機会を知ることができるような支援者向け研修会を実施し,その効果を,支援者の自己効力感を指標として測定することを目的とした。その結果,本研究のために作成した協働スキル自己効力感尺度のいくつかの下位項目において,研修前後での変化が有意傾向または有意であった。最後に今後の研究に向けた課題について考察を加えた。
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