紀要論文 "The End" vs "Things" : Ursula K. Le Guinと救いの構築
"The End" vs "Things" : Ursula K. Le Guin's Causeway to Salvation

大槻, 志郎

37 ( 2 )  , pp.87 - 96 , 2016-03-16 , 龍谷大学龍谷紀要編集会
ISSN:02890917
NII書誌ID(NCID):AN00338616
内容記述
Ursula K. Le Guinの短編"Things"は、一度"The End"として発表された後にこの題に変更されているが、この事実はテクストの核心部分に関わるものと考えられる。"Things"は終末を迎えた世界における一つの救済を描いた小説であり、"things"(モノ)は、一度否定的に示されたうえでその意味が見直され、最終的には滅びを乗り越えて救いを導くモチーフと捉え得るからである。小論はこうした理解のもとにテクストにおけるモノの役割を検証し、モノを積み重ねてゆく行為が、それに共振する連続性とともに不足を補う流れを作り出しながら、物語の展開上のみならず、それを支える表象上も、結末の救いに向けた道筋を作り上げていることを示す。
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http://repo.lib.ryukoku.ac.jp/jspui/bitstream/10519/6663/1/r-ky_037_02_007.pdf

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