紀要論文 現代教育学部と教師教育 - 「主体的・対話的で深い学び」に迫る -

豊田, ひさき||トヨダ, ヒサキ||Toyoda, Hisaki

10pp.1 - 9 , 2018-03 , 中部大学現代教育学部
ISSN:18833802
内容記述
本論考の課題は、2017(平成29)年公示の新学習指導要領で要請されている「主体的・対話的で深い学び」を具現する授業の質、つまり、「主体的」、「対話的」、「深い学び」の内実を解明することである。本論では、(1)「深い学び」の「深さ」は、子どもが授業を振り返って書く「ひとりしらべ」ノートに一番現れやすい。(2)子どもが、授業でどれだけ深い思考・認識活動を行ったかということは、そのノートからある程度推測できるし、それと同時に、授業で為された学びの「主体性」・「対話性」との関係性も推測できる、という仮説を立てた。この仮説を、東井義雄が子どもに書かせた「ひとりしらべ」ノートを「羅生門的アプローチ」(rashomonapproach)で分析し、仮説が妥当であるとの一定の成果を得た。と同時に、東井が実践した「教科の論理」(=ロゴス)と「生活の論理」(=パトス)を統一する生活綴方的教育方法の授業づくりは、「主体的・対話的で深い学び」をつくり出す教師と子どもの協働の仕事である、という事実も検証できた。
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http://opac.bliss.chubu.ac.jp/e-Lib/bdyview.do?bodyid=XC17000112&elmid=Body&lfname=link/P01_010_001.pdf

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