Departmental Bulletin Paper アルツハイマー病予防と栄養学的アプローチ

山田, 貴史||ヤマダ, タカシ||Yamada, Takashi

16pp.27 - 33 , 2016-03 , 中部大学生物機能開発研究所
ISSN:13464205
Description
超高齢化社会である日本において,認知症は非常に重要な社会問題のひとつとなっている.ヒトの有する高次脳機能の多くに障害をきたしてしまうために,ヒトとして健康な生活を過ごす事が困難になってしまうのと同時に,介護問題など家族の生活環境に対しても,とても大きな影響を及ぼしてしまう疾患である.認知症の主要な原因疾患であるアルツハイマー病は多くの研究成果が報告されており,疾患のメカニズムも明らかになってきた.現在アルツハイマー病の原因としては,アミロイドβの脳内蓄積説やタウタンパク質の凝集説が主流であるが,明らかではない点も多く,認知症治療には未だ多くの課題を残している.一方で,認知症を治療するためのアプローチについても多くの研究が行われている.認知症のメカニズム解明研究の進行と並行して,その治療方法を模索する事は困難ではあるが,早急な治療方法の確立が必要となっており,治療方法の検討と通して認知症のメカニズム解明に迫る知見が見出される可能性も考えられる.そこで本文では,認知症について,その原因疾患の種類別に現在の知見を解説するとともに,栄養学的アプローチによるアルツハイマー病予防の可能性について紹介する.
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http://opac.bliss.chubu.ac.jp/e-Lib/bdyview.do?bodyid=XC16000192&elmid=Body&lfname=link/F01_016_027.pdf

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