Departmental Bulletin Paper 活用タイプのmini探究学習の構想と実践

小笠原, 豊||オガサワラ, ユタカ||Ogasawara, Yutaka

9pp.65 - 71 , 2015-10 , 中部大学現代教育学研究所
ISSN:18827098
Description
「探究学習」の意義や必要性について論じられるようになって久しいが、小中学校では、十分な展開が見られていない。地域により、また校種や学校規模によりその原因となっているものは異なる。はっきり言えることは、「探究学習」どころか、教科書に記載されている「観察・実験」を行い、教科書に記述されている「まとめ」を覚えさせていく「教え込みの理科授業」でさえ十分に行われず、教科書の写真と図解だけで内容を整理し記憶していく理科授業も、現実には数多く存在する。2008年に改訂が行われた中学校学習指導要領の趣旨の中で改善の基本方針の一つとして強調された「(ウ)科学的な思考力や表現力の育成を図る観点から、学年や発達の段階、指導内容に応じて、例えば、観察・実験の結果を整理し考察する学習活動、科学的な概念を活用して考えたり説明したりする学習活動、探究的な学習活動を充実する方向で改善する。」が現実のものとなっていない。本論では、こうした「探究学習」が停滞している原因・背景を考察しながら、小中学校で実現可能な「探究学習」の意義と進め方について、具体事例を挙げながら提案する。

Number of accesses :  

Other information