紀要論文 東西医学統合医療センター鍼灸外来における2016 年度インシデント・アクシデント事象調査
トウザイ イガク トウゴウ イリョウ センター シンキュウ ガイライ ニ オケル 2016ネンド インシデント アクシデント ジショウ チョウサ

福島, 正也  ,  櫻庭, 陽  ,  松下, 昌之助

25 ( 2 )  , pp.42 - 45 , 2018-03 , 筑波技術大学学術・社会貢献推進委員会
ISSN:13417142
NII書誌ID(NCID):AA12123772
内容記述
本調査は,2016 年度の筑波技術大学保健科学部附属東西医学統合医療センター施術部門鍼灸外来において報告されたインシデント・アクシデント事象を集計・分析し,鍼灸施術におけるリスクマネジメントの改善を図ることを目的に実施した。調査対象は,2016 年4 月1 日から2017 年3 月31日までに発生したインシデント・アクシデント事象とし,事象の集計・分析は当センター鍼灸外来のスタッフから提出されたインシデント・アクシデントレポートを元に行った。2016 年度のインシデント・アクシデント事象の報告数は40 件であった。2016 年度の施術総数(8,668 例)に占める発生率(報告数/施術総数)は0.5%であった。最も報告数が多かった分類は,その他(13 件,32.5%)で,次いで,鍼の抜き忘れ(11 件,27.5%),主訴の悪化(4 件,10.0%),一過性の気分不良,熱傷(各3 件,各7.5%)であった。2016 年度のインシデント・アクシデント事象の発生率は,過去の当センターの報告と同水準であった。今後も鍼の抜き忘れを中心としたインシデント・アクシデント事象のリスクマネジメントに取り組んでいく必要があると考える。
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