Departmental Bulletin Paper 大阪市立大学院生調査に見る学位課程別の進路志向性・学修成果と履修・経験ニーズ
オオサカ シリツ ダイガク インセイ チョウサ ニ ミル ガクイ カテイベツ ノ シンロ シコウセイ ガクシュウ セイカ ト リシュウ ケイケン ニーズ
Survey for Graduate Students of Osaka City University about Their Career Preference, Learning Outcomes and Educational Needs

飯吉, 弘子

14 ( 2 )  , pp.12 - 19 , 2017-04
ISSN:1349-2152
NCID:AA12092227
Description
大阪市立大学の全大学院生対象の意識調査結果を、博士・修士・専門職の各学位課程別に分析したところ、進路希望について、博士課程は大学教員・研究者志向が、修士課程は民間企業志向が、専門職課程は専門職業人志向があり、修士課程の博士課程進学希望は低いことが分かった。また、博士課程と専門職課程では全体の6割以上が、修士課程の4割以上が進路に対する不安を抱いており、その主な理由も、希望進路先の募集の少なさ(博士)、進路への準備の仕方が分からない(修士)、資格取得の困難さ(専門職)と、異なっていることが分かった。それらの志向性や不安理由の違いに伴い、各課程の履修・経験ニーズも、「将来のキャリアについて考える機会・指導」「他大学の院生・研究者との交流」が共通しているほかは、幅広い履修・経験を希望(博士)、他分野院生研究者との交流や海外留学・インターンシップ等の経験を希望(修士)、共通項目とインターンシップ以外の希望低い(専門職)と、異なっていた。学修成果の自己評価は、いずれの課程でも研究に関する知識・スキル項目は全体的に高いが、博士課程院生の方がアカデミックな項目での自己評価がより高く、修士課程では、「豊かな人間性」「組織やチームのマネジメント能力・リーダーシップ」「実践性」等が博士課程より若干高かった。修士課程で進学を迷っている層に進学を促し大学院充足率向上を促進するためにも、博士課程の進路不安対策が有効だと考えられ、その対策も3点提示した。
Full-Text

http://dlisv03.media.osaka-cu.ac.jp/contents/osakacu/kiyo/DBn0140202.pdf

Number of accesses :  

Other information