紀要論文 レプコン芸術の無形文化遺産登録とその後の動態 : 中国青海省同仁県における考察

喬旦, 加布  ,  QIAODAN, JIABU  ,  チョルテン, ジャブ

136pp.203 - 223 , 2016-03-22 , 国立民族学博物館
ISSN:13406787
NII書誌ID(NCID):AA11751099
内容記述
中国青海省黄南チベット族自治州同仁県では、チベットの歴史、仏教、文化と深く結びついた、レプコン(熱貢)芸術と総称される美術品および工芸品が発達している。同仁県は、チベット仏教芸術の中心地として、何世代にもわたって栄えてきた。現在でも、同地域の村々の男性の7 ~ 8 割はなんらかの伝統芸術を継承する工芸職人である。農閑期に村人により制作されるレプコン芸術は、市場経済化が促進するにつれ重要な現金収入の源となっている。西部大開発や観光化政策が進み、またユネスコの無形文化遺産に登録されてから、レプコン芸術の美術品としての値段が高騰した。しかし同時に、それと反比例して、質が下がるなどの問題が出現している。本稿は、「レプコン芸術」の形成と分布、タンカ制作の過程、さらには無形文化遺産への登録と登録後の動態などについて述べる。
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