紀要論文 特別支援学校及び特別支援学級における「合理的配慮」とは何か

阿部, 敬信

pp.11 - 20 , 2017-02 , 別府大学短期大学部
ISSN:02864991
内容記述
本稿では,障害者差別解消法の制定・施行に伴って新たに導入された概念である「合理的配慮」をめぐって,学校教育において求められている「合理的配慮」とは何かを,法令や文献を根拠として明らかにすることを目的とした。また,特別支援学校や小・中学校に設置された特別支援学級における適切な配慮と必要な支援と,「合理的配慮」は異なるのか,同じなのか,異なるとすればどこが異なるのかについて明らかにすることも目的とした。その結果,学校教育において求められる「合理的配慮」とは,「設置者・学校及び本人・保護者」との「合意形成」そのもののことであり,その具体は「個別の教育支援計画」「個別の指導計画」にある必要な配慮と適切な支援ということであると考えられた。特に,特別支援学校と小・中学校に設置される特別支援学級においては,以前より実践されてきた障害のある子どもへの必要な配慮と適切な支援を,「個別の教育支援計画」「個別の指導計画」に基づいて確実に実施していくことこそが「合理的配慮」の提供となるのではないかと考えられた。
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