紀要論文 熊野新宮神宝図について

高津, 綾乃

(23)  , pp.200 - 188 , 2018-3 , 奈良大学大学院
ISSN:13420453
内容記述
" 国宝指定の熊野速玉大社古神宝類は八十五種ある。熊野十二社権現と阿須賀神社にほぼ均等に調進された宝物の実数は、千点を超える膨大なものである。 「熊野新宮神宝図」(個人蔵)は、「御平胡籙」、「御鐙」、「杏葉」、「御鞭」、「御鎌」、「太鼓ノ如キ物」、「御劔」の計七点の彩色図と、各々に添えられた墨書による注記、また「御平胡籙」の白描画、「御鞭」と「御鐙」の白描画とそれに細部の寸法を書き示したもの、図はないものの「御鞆」の説明があり、末尾の奥書で構成されている。 本図により、現存する古神宝の過去における修理歴や、十八世紀にすでに神宝間に若干の混雑が伺われることがわかった。 神宝図で現存するのは神宮神宝関係と、ここで紹介する熊野速玉社関係の写本がわずかに残る程度で、本図は貴重な作例の一つであるといえる。"
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