紀要論文 慈円「厭離欣求百首」検証

石川, 一

(46)  , pp.280 - 269 , 2018-3 , 奈良大学
ISSN:03892204
内容記述
 慈円の自省期における諸社法楽百首群に先駆ける「厭離欣求百首」という作品がある。その内題の所以となったのは天台教学の要諦である、「二諦一如」という理念に拠るものであった。稿者は本論稿に先立ち、二〇一七年六月和歌文学会例会(於:日本女子大学)で「慈円の『二諦一如』について」と題する口頭発表を行った。ところで彼の家集『拾玉集』第五帖所載散文という出所不明の文章があるが、当該百首がこの第五帖所載散文と密接な関係にあることに言及したものである。口頭発表は当該百首の検証、『拾玉集』所収の百首歌の序・跋の検証、そして第五帖所載散文の内容検証から成っているが、本稿はその一部の「厭離欣求百首」検証を扱うものである。
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