Departmental Bulletin Paper 第2章 必修教科等の研究 7 保健体育 生徒の主体的・協働的な学びを保障する保健体育科の授業づくり-アクション・リサーチ型プログラムの実践を通して-

沖本, 由佳里

(59)  , pp.74 - 81 , 2017-03-31 , 滋賀大学教育学部附属中学校
ISSN:1880-9456
NCID:AN10448563
Description
小・中・高等学校の学習指導要領における体育・保健体育の目標には,共通して「心と体を一体としてとらえ」という文言が記されている。これは,保健体育が児童・生徒の体の成長に大きく関与している事に加え,心の成長にも大きく寄与することを示している。 筑波大学名誉教授,高橋健夫氏らは,その著書「新版 体育科教育学入門」の中で,よい体育授業の条件について「学習の勢い」があり「学習の雰囲気」がよい授業と記している。言い換えると,子どもたちが情意的に解放されていて仲間との肯定的な人間関係に支えられながら,一授業時間の中の学習量や学習密度が高く保たれている授業ということである。 本研究は,上記の目標・条件を達成するべく,アクション・リサーチ型プログラムの実践を通して,指導者自身の指導力について省察を加え,授業改善に努めたものである。また学習指導要領の次期改定に向けた探究的な取り組みとして,思考ツールの活用により生徒の主体的・対話的な活動を促し,技の構造・戦術などについて理解し,実践させることにより,より達成感・充実感を抱かせることができるよう,「知識・理解」「技能」に重点をおいた授業づくりを行った。授業実践において直面した課題と向き合い,次期改定に求められる力の育成を目指す。
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http://libdspace.biwako.shiga-u.ac.jp/dspace/bitstream/10441/15144/1/59%20%e4%bd%93%e8%82%b2%20%e6%b2%96%e6%9c%ac.pdf

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