紀要論文 第2章 必修教科等の研究 4 理科 科学的な思考力・判断力・表現力を高める理科学習の展開
ダイ2ショウ ヒッシュウ キョウカ ナド ノ ケンキュウ 4 リカ カガクテキ ナ シコウリョク ハンダンリョク ヒョウゲンリョク オ タカメル リカ ガクシュウ ノ テンカイ

太田, 聡

(59)  , pp.50 - 55 , 2017-03-31 , 滋賀大学教育学部附属中学校
ISSN:1880-9456
NII書誌ID(NCID):AN10448563
内容記述
我々の目に普段見えない粒子の概念を扱う学習は,これまで実物や具体物に触れさせる観察・実験を取り入れるなどの工夫を行い,生徒の興味・関心を高めさせてきた。 しかし,いかにして探究的に学習課題を把握させ,観察結果や測定結果と,科学的な考察とを結び付けさせるかが課題であった。 本研究では,中学校教員が小学校の理科授業に参加する小・中連携を通して,児童・生徒白身が持つ疑問を活かし,粒子の概念の円滑な育成を目指すとともに,中学3年で,「原子のつくりと放射線」の学習に関して研究実践を行った。授業実践において,タブレット,ディジタルペン,クリッカー,思考ツールを組み合わせて活用し,思考過程の可視化を図るとともに,生徒アンケートや生徒白身のノ一卜への記述,他者への説明などにより論理的思考が促されているかについて検証を試みた。 本稿は,小・中学校の教員が互いの立場から連携し,生徒の科学的な思考力・判断力・表現力の質の向上を目指した取組の一例について述べる。
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