Departmental Bulletin Paper 第2章 必修教科等の研究 4 理科 科学的な思考力・判断力・表現力を高める理科学習の展開―身近な素材を利用した,課題解決方法を生徒自らが考案する授業―

多田, 尚平

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科学史をひもといてみたとき,先人達は,仮説を立て,観察・実験の方法を考案し,結果から仮説を検証して考察するプロセスを何度も繰り返す。これを「科学の方法」と名付け,そのまま生徒の学習に適用して,観察・実験を行うことで,結果の考察がスムーズに進められることを見いだした。今年度は身近な素材を利用しながら,課題解決の方法を生徒自らに考案させて,方法の合理性や妥当性を互いに協議させてゆさぶることを念頭に置いて,授業を展開した。1年生の初めから意識的に科学の方法を授業に取り入れて,くり返し体験させることで,課題に対する姿勢が変わり,観察・実験に能動的に取り組み,課題を解決する力が伸びてきた。 特に,植物の生活と種類の単元では,身近な素材として,ドクダミを用いた。ドクダミは生徒にとって馴染みのあるよく知っている植物であるのにかかわらず,理科の授業ではほとんど触れられることがなかった。教材として使えるか検討したところ,植物の学習のほとんどに活用出来ることが明らかになった。
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http://libdspace.biwako.shiga-u.ac.jp/dspace/bitstream/10441/14737/1/58%20%e7%90%86%e7%a7%91%20%e5%a4%9a%e7%94%b0.pdf

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