紀要論文 第2章 必修教科等の研究 4 理科 科学的な思考力・判断力・表現力を高める理科学習の展開 -理科授業における小・中連携のありかたに関する研究-

太田, 聡

(58)  , pp.46 - 51 , 2016-03
ISSN:1880-9456
NII書誌ID(NCID):AN10448563
内容記述
空間概念を扱う学習では,実物や具体物に触れさせた観察・実験を取り入れようとするものの,いかにして学習課題を把握させ,実際の現象を,モデルや文章と結びつけて構築させるかが課題となっていた。本研究では,理科授業における小・中連携を通して,空間概念を円滑に接続することを意図したモデル操作の実体験を取り入れ,視点の切り替えを促す工夫改善を行った。また,獲得した空間概念を活用し,生徒自身による説明の場面が生じるような授業改善の在り方を模索した。「月の運動と見え方」の授業実践において,ディジタルペンなどを活用し,思考過程の可視化を図るとともに,生徒自身の空間概念に関するノートへの記述や,説明による判断場面の検証を試みた。また,予想に反する事実の提示を通して生徒の判断をゆさぶり,本質的な問いに導く実践事例の開発を行った。本稿は,小・中学校の教員が互いの立場から連携し,空間認識に関する指導を,系統的・継続的に行うことで,生徒の思考力・判断力・表現力の質の向上を目指した取組の一例について述べる。
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http://libdspace.biwako.shiga-u.ac.jp/dspace/bitstream/10441/14736/1/58%20%e7%90%86%e7%a7%91%20%e5%a4%aa%e7%94%b0.pdf

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