Technical Report いつでも・どこでも・だれでも学習ができる本学e-leaningシステム・SULMSの特徴と課題 : ユビキタス環境下から見えてくる教育面・学習面の検討事項

庄司, 一也

(No. 229)  , pp.1 - 22 , 2015-06 , 滋賀大学経済学部
Description
本稿は、本学のe-leaningシステムであるSULMS(Shiga University Learning Management System)について、その特徴および教育面・学習面の課題を考察したものである。特に同システムの最大の特徴である、「いつでも・どこでも・だれでも学習できる」という視点から事例とともに解説と考察を行った。まず、これらの特徴を説明する前に、本学のSULMS利用率の低さから、教員向けに「e-leaningとはそもそも何か」について本学の事情に照らしながら簡単に解説した。次に、「いつでも学習できる(タイムフリー)」という点は、早朝でも夜中でも学生はSULMSにて好きな時間に学習できることを紹介したほか、そこから生じる課題について述べた。そして「どこでも学習できる(ロケーションフリー)」という点は、従来の教室集合等の場所的制約から解放され、自宅でも、日本中どこにいても、海外にいても、どこでもSULMSにアクセスできれば学習を進めることができることを解説した。また、「だれでも学習できる(バリアフリー・エイジフリー)」については、障がいやハンデを持っていても、だれでもSULMSで学習できることを紹介したほか、真にバリアフリー・エイジフリー環境を構築するに当たっての課題と提言を述べた。さらに、本学のSULMSの基本的課題として、教員利用率(科目での利用率)が低いことを取り上げ、利用率を上げるための提言を行った。本稿は広く本学の教職員にご覧いただきたい理由から、基本的項目の考察にとどまり、専門用語もなるべく避け、表現も平易にした。本稿の最大の目的は、SULMSを有効に活用することによって、本学の教育・学習上の課題である、①学生の学習時間(事前事後学習時間)の低下と、②科目合格率の低下の解決に期待されることである。
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http://libdspace.biwako.shiga-u.ac.jp/dspace/bitstream/10441/14261/1/WP229_p.1-22%20%e5%ba%84%e5%8f%b8%e4%b8%80%e4%b9%9f.pdf

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