学術雑誌論文 ゲフィチニブが奏効した免疫組織化学的に腺扁平上皮癌の特徴を有する肺癌の1例

東,盛志  ,  曽我美,佑介  ,  筒井,俊晴  ,  柿崎,有美子  ,  宮下,義啓

29pp.12 - 16 , 2016 , 山梨肺癌研究会
ISSN:1341-7053
NII書誌ID(NCID):AN10355815
内容記述
症例は77歳男性。左鼠径部リンパ節腫脹のため当院外科紹介受診。左鼠径部リンパ節生検よりTTF-1陽性で肺癌の転移が疑われた。分化傾向の乏しい組織型であったが、免疫組織化学的に扁平上皮癌成分と腺癌成分の混在が疑われた。全身CTで左肺下葉原発のcT4N3M1b(PLE,HEP,BRA,ADR,LYM,SKI,OTH)、stageIVと診断。EGFR遺伝子変異陽性(exon21,L858R)であり、ゲフィチニブを投与したところ、各病変は著明に縮小した。肺腺扁平上皮癌であってもEGFR遺伝子変異陽性であればEGFR-TKIが奏功することが知られており、扁平上皮癌成分を含む組織型であってもEGFR遺伝子変異の検索を行うことは妥当である。
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http://opac.lib.yamanashi.ac.jp/opac/repository/1/29768/haigan29-1-012to016.pdf

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