Journal Article 肺癌術後経過観察中に第2肺癌を発症した2例

深澤,敏男  ,  大原,毅  ,  岡本,廣挙  ,  川島,健司  ,  丸山,傑  ,  山根,徹

29pp.2 - 6 , 2016 , 山梨肺癌研究会
ISSN:1341-7053
NCID:AN10355815
Description
症例1は70代女性。左上葉S1+2c、2cmの低分化腺癌にて上葉切除術を施行し、低分化腺癌IA期であった。外来経過観察となったが4年後に右S2bに小型のGGOを確認、陰影の濃縮傾向を示したため右上葉部分切除術を行った。7×5mmの細気管支肺胞上皮癌、p-T1aN0M0IA期で原発とした。症例2は60代男性。左下葉58×46mmの低分化扁平上皮癌にて下葉切除術を施行、p-T2bN2M0 IIIA期であった。2年後に右B8入口部に腫瘤を確認、18×15mmの低分化扁平上皮癌として低区域切除術を施行、p-T1aN0M0IA期であった。組織型は類似しているが、周囲にリンパ節転移や他の転移巣もなく、原発とした。その5年後に左上葉に腫瘤影が出現したが、部位が初発の腫瘍に近く、臨床的に転移とした。第2肺癌が原発性か転移再発かの鑑別はその後の予後や治療法に大きな影響を与えるので、慎重に検討すべきと思われる。
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http://opac.lib.yamanashi.ac.jp/opac/repository/1/29766/haigan29-1-002to006.pdf

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