学術雑誌論文 北海道北上川地方における冬期の雪害による外傷に関する検討

井尻, えり子  ,  林, 健太郎  ,  岸, 真衣  ,  舘岡, 一芳

23 ( 1 )  , pp.8 - 10 , 2015-07-01 , 名寄市立総合病院
ISSN:1340-2749
内容記述
日本は国土の半分以上が豪雪地帯に指定されており, 約2000万人もの人々がそこで生活を営んでいる. 雪害とは, 雪を原因とする被害の事であるが, 代表的ものとして, 雪崩・除雪中の転落事故などの豪雪地帯特有の災害の他, 路面凍結などによる交通事故や歩行中の転倒事故などが挙げられる。過去に雪に関する外傷の報告として, 国内では2000年度の佐世保地区における除雪関連外傷や2005年度の除雪外傷の発生状況, 2010・2011年度の津軽地区の雪害における外傷が報告されている。また, 海外では雪が降った日はそれ以外の日より外傷発生件数が増加する事4)や12インチ(1 インチ= 2.54cm) 以上の積雪があった日は屋根の雪下ろしによる転落外傷の件数が増加する事が報告されている。2012年度に引き続いて2013年度も更に前年を上回る豪雪となり, 北海道の中でも特に雪が多く,特別豪雪地帯に指定される上川北部に位置する当院への外傷患者は増加した。そこで, 2012年度と2013年度に北海道上川北部地方(名寄市)において雪害による外傷のため手術治療を要した症例を調査し, その特徴について雪害と非雪害との比較・検討を行った。
本文を読む

http://ir.cc.sapmed.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/6889/1/n134027492318.pdf

このアイテムのアクセス数:  回

その他の情報