学術雑誌論文 当院におけるStageⅣa膵癌の診療現状

横山, 佳浩  ,  我妻, 康平  ,  金戸, 宏行  ,  谷元, 博  ,  飯田, 智哉  ,  佐々木, 基  ,  永縄, 由美子  ,  村上, 佳世  ,  佐藤, 修司  ,  佐々木, 賢一  ,  渋谷, 均  ,  志藤, 光男

2015-09-30 , 市立室蘭総合病院
ISSN:0289-2774
内容記述
当院におけるStageⅣa膵癌の診療現状を後ろ向きに検討した。対象は2001年1月1日から2014年9月30日に当院で各種画像検査及び手術所見、病理学的所見により診断したStageⅣa膵癌61例。男性/女性:33/28例、年齢は中央値72歳、PS は0/1/2/3:16/36/5/4例、部位は頭部/頭体部/体部/体尾部/尾部/多発(頭部+尾部):33/3/19/3/2/1例、他臓器癌合併は異時性、同時性を合わせて10例であった。初回治療法は、外科的切除/化学放射線療法(CRT)/化学療法/best supportive care(BSC):14/13/13/21例、観察期間は中央値332日(27-1213日)、予後追跡率は100%で生存8例、死亡53例であった。初診からの生存期間中央値(MST)は全症例(n=61)で368日、抗腫瘍治療群(外科的切除、CRT、化学療法)で473日、BSC 群で218日と、抗腫瘍治療により有意に生存期間の延長を認めた。治療開始後のMST は抗腫瘍治療群全体(n=40)で423日、治療別では外科的切除/CRT/化学療法:520/743/263日であった。本邦の報告と比べ、当院では化学療法及び外科的切除の予後は不良であった。一方で、化学放射線療法の予後は良好であった。
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http://ir.cc.sapmed.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/6459/1/n028927744015.pdf

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