紀要論文 非線形時系列解析の応用 : 綱渡り競技“スラックライン”における両手の協調性
Application of a nonlinear time series analysis : bimanual coordination in a balance sport slackline

児玉, 謙太郎  ,  Kodama, Kentaro  ,  山際, 英男  ,  Yamagiwa, Hideo

43pp.141 - 152 , 2017-03-25 , 神奈川大学経済貿易研究所
NII書誌ID(NCID):AN00071389
内容記述
本稿では、筆者が2016年6月に参加した米国心理学会のAdvanced Training Institutes のNonlinear Methods for Psychological Science というデータ解析に関する研修の報告と、そこで得られた知識、技術を筆者自身の研究に応用した事例について報告する。具体的には、非線形時系列解析手法のうち、本稿では、システムのダイナミクスにみられる“再帰性”のパターンに基づく分析(再帰定量化分析)を取り上げ、スラックラインという綱渡り競技をしている際の両手の協調性の定量化に応用した事例を紹介する。その結果、本手法を応用することで、スラックラインの身体技能のレベルを定量的に評価できる可能性が示唆された。本研究の知見は、スラックラインの身体技能、コツの解明につながるため、スラックラインの指導や実践の現場へのフィードバックが可能であり、より安全で効果的な訓練方法の提案につながると考えられる。また、本手法は、経済学・社会科学分野のデータにも応用されており、今後、様々なデータへの応用が期待される。
研究ノート2016年度研究支援
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http://klibredb.lib.kanagawa-u.ac.jp/dspace/bitstream/10487/14571/1/43-11.pdf

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