Departmental Bulletin Paper 不透明な時代における組織開発の探求 禅のテキスト「十牛図」からの示唆を活かして
Organizational transformation in unclear stage : Make the most of “Ten cow’s figure”

小森谷, 浩志  ,  Komoriya, Hiroshi

26pp.151 - 167 , 2015-12-25 , 神奈川大学 国際経営研究所
NCID:AN10181907
Description
2008年の金融危機、その後露呈した大企業の不振や国家の財政危機、環境、資源、食料、紛争など、グローバルにつながったわれわれに現在、数々の難問がのしかかっている。人類は未解決の難問を抱えつつ、益々不透明で不確実な時代に突入しているように見える。そして、激しい質的な変化のなか、組織や組織で働く人々もまた、変化を余儀なくされている。とはいっても闇雲に反応するだけでは未来は覚束ない。変化の方向性や深さ、速度が適正である必要があろう。どちらに向かって変化するのかを定めるには、今自分が何処にいるのか、自己理解が欠かせない。いわゆる自覚が重要である。優れた自覚の方法論として日本には禅がある。今回取り上げる「十牛図」は、十コマの絵柄によって、真の自己への促しを十の境位によって表している、禅門の修行者のための手引きである。本質的な変化、姿形まで変わる、変容を成し遂げるのは至難の業である。変容の道筋について十牛図を援用し、ビジョン共有プロジェクトの事例を元に振り返り、変容の要点を検討した。結果、没頭する、囚われの手放し、遊ぶ、の三点が浮かび上がってきた。
査読論文
Full-Text

http://klibredb.lib.kanagawa-u.ac.jp/dspace/bitstream/10487/13533/1/%e5%9b%bd%e9%9a%9b%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%83%a0No26-13.pdf

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