紀要論文 興善寺山門と丸岡城遺構

国京, 克巳  ,  Kunikyo, Katsumi

内容記述
丸岡城の遺構といわれる門が、福井県内外の住宅や寺院にあるといわれている。しかし、その詳細な調査がおこなわれておらず、その実態については定かでなく、言い伝えに留まる。そこで、前稿ではその一つである坂井市丸岡町野中山王にある高椋家住宅の表門を実測調査し、さらに古絵図などを検討し、その信憑性について検討した。その結果、丸岡城の不明門が移築された櫓門であることにほぼ間違いないことを明らかにした。石川県小松市松任町85 にある浄土真宗本願寺派興善寺の山門も福井県坂井郡丸岡町(現坂井市)にあった丸岡城の裏門を移築したものと伝えられている。しかし、この山門も本当に丸岡城の遺構であるのかどうかについての調査や考察がなされたことを管見では知らない。そこで、本稿は興善寺山門を実測調査し、言い伝え通りの丸岡城遺構の城門である可能性を探るものである。実測調査はまず簡単な外観による事前調査を平成28 年7 月15 日におこない、その後本調査を同年11 月23 日、補足調査を平成29 年2 月25 日に実施した。本調査は福井工業大学建築生活環境学科吉田研究室および多米研究室学生の協力を得ておこなわれた。
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http://crf.flib.u-fukui.ac.jp/dspace/bitstream/10461/28504/1/2016_FUT%e7%a6%8f%e4%ba%95%e5%9f%8e%e9%83%ad%e7%a0%94%e7%a9%b6%e6%89%80%e5%b9%b4%e5%a0%b1_%e5%9b%bd%e4%ba%ac.pdf

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