学術雑誌論文 Cinemeducation教育方略を利用した精神科作業療法教育方法の検討―学生の意識の変容を試みた5年間のアンケート結果―

幸, 信歩  ,  下川, 幸蔵  ,  堀, 敦志  ,  石田, 圭二  ,  古林, 秀則

12pp.33 - 38 , 2015-10-31 , 福井医療科学雑誌編集委員会
ISSN:2424-0176
内容記述
要旨:精神科作業療法の学習に苦手意識を持ち「身体障害より理解が難しい」という学生の声は多く聞かれる。当然、障害特性の違いからその学習方法に違いがある。医療教育における教育方略"cinemeducation"を用いて苦手意識を減少させる模擬的な体験として、偏見から正しい理解へと学習をステップアップさせる試みを行なった。平成22年度から27年度の5年間、精神科作業療法の授業で従来型授業と映像を用いた授業とを実施し、作業療法の学生述べ326名に学習意識アンケートを行った。アンケートの[発症要因]、[症状理解]、[経過理解]、[対象者のイメージ]各項目で映像を用いた授業後が有意に改善した[p<0.01]。また、自由記載ではネガティブや偏見的な内容から客観的な捉え方が可能となり視野が拡大した内容へと変わった。映画は感情を引き出し追体験ができる交代性があり、cinemeducationにより苦手意識が改善する可能性がある。臨床実習に向けての学習ステップをより早期から明確にしていけると考えた。
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http://crf.flib.u-fukui.ac.jp/dspace/bitstream/10461/28189/1/%e5%b9%b8%e4%bf%a1%e6%ad%a9.pdf

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