Departmental Bulletin Paper 新聞メディアの曲がり角ジャーナリズムの再構築に向けて
Turning Point for Newspaper Media - Reconstruction of Journalism

四戸, 友也  ,  Shinohe, Tomoya

13pp.85 - 96 , 2015-03-31 , 仁愛大学
ISSN:21853355
NCID:AA12479646
Description
2014 年は新聞メディアにとって歴史的な1年となった。これまで新聞ジャーナリズムをリードしてきたと自認する朝日新聞が大きな誤報を認め社長が謝罪記者会見するという事態が起きた。しかも、同年掲載の分と、過去に遡っての記事取り消し問題もあり2つの誤報を認めるという状況となった。同年はまた、メディア業界全体が反省を促された松本サリン事件の報道から20 年という節目の年でもあった。インターネットを軸に進むIT革命の中でメディアの多様化が進んでいる。最強のメディアと言われるスマートホンの普及の中で、オールドメディアとしての新聞は厳しい立場に立たされている。しかし培った取材力と分析力、論評するというジャーナリズムの力は新聞がいまだに大きな存在力がある。その力をIT社会とどう融合させていくかが求められている中で、業界のリーダー的な存在の朝日新聞が犯した誤りは新聞メディア全体としてどのように教訓として残すかが問われている。松本サリン事件の場合はすべてのメディアが同じ誤りに陥った。福島第一原発の政府事故調査委員会の「吉田調書」報道を検証しながら誤報を防ぐためにいま何をすべきか。ジャーナリズムの再構築に向けて今、何ができるかを論じていきたい。
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http://crf.flib.u-fukui.ac.jp/dspace/bitstream/10461/15613/1/11.%e4%bb%81%e6%84%9b%e5%a4%a7%e5%ad%a6%e7%a0%94%e7%a9%b6%e7%b4%80%e8%a6%81%ef%bc%88%e4%ba%ba%e9%96%93%e5%ad%a6%e9%83%a8%e7%af%87%ef%bc%89%e7%ac%ac13%e5%8f%b7-p85-96.pdf

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