Departmental Bulletin Paper 臨床教育看護師・助産師育成プログラム 受講後とプレ活動後の評価~「自身の看護実践の質」が向上できているかを評価する~

小野, 幸子  ,  多川, 晴美  ,  平岡, 葉子

30 ( 2 )  , pp.25 - 30 , 2017-07-04 , 滋賀医科大学雑誌編集委員会
ISSN:0912-3016
Description
調査の目的は,臨床の看護師・助産師を教育する教育者の育成プログラム:臨床教育看護師・助産師育成プログラムを受講した者の「自身の看護実践の質」が,2年間のプログラム(1年目:講義演習,2年目:プレ活動)を修了することで向上できているかを明らかにすることである.対象は平成22年~平成26年度に認定を受けた臨床教育看護師・助産師のうち同意を得た27名である.調査方法は,「看護実践の質」を測定する尺度として,信頼性・妥当性が確認された「看護問題対応行動自己評価尺度」「看護実践の卓越性自己評価尺度-病棟看護師用-」を使用し,研修前と1年目の研修後と2年目のプレ活動後に個々に測定した.分析は研修前後と研修前プレ活動後の得点についてWilcoxonの符号付き順位検定を行った.データを分析した結果,研修前後の比較では,「看護問題対応行動自己評価尺度」「看護実践の卓越性自己評価尺度-病棟看護師用-」ともに下位尺度得点・総得点で有意差は認められなかった(p>0.05).研修前とプレ活動後の比較においては,「看護問題対応行動自己評価尺度」では,5下位尺度中4尺度と総得点に有意差が認められ(p<0.05),「看護実践の卓越性自己評価尺度-病棟看護師用-」では,7下位尺度中6尺度と総得点に有意差が認められた(p<0.05).二つの尺度において,看護実践の質を表す総得点は,1年目の受講後では向上していないが,2年目のプレ活動後では有意に向上しており,「自身の看護実践の質」が2年間のプログラムを修了することで向上できていることが示唆された.
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