学術雑誌論文 左右房室の疣贅性心内膜炎を認めたホルスタイン種乳牛の1症例

上坂, 花鈴  ,  藤田, 理公  ,  水島, 仁人  ,  堀内, 雅之  ,  古林, 与志安  ,  川本, 恵子  ,  猪熊, 壽  ,  HORIUCHI, Noriyuki  ,  KOBAYASHI, Yoshiyasu  ,  KAWAMOTO, Keiko  ,  INOKUMA, Hisashi

60 ( 3 )  , p.1-4 , 2016 , 北海道獣医師会
内容記述
3歳6カ月齢のホルスタイン種乳牛が、分娩2カ月後に食欲不振を主訴に受診した。第6病日には肺音粗励と心音混濁が確認され、心内膜炎を疑った。第13病日の血液生化学検査では慢性炎症像が確認され、また心音心電図解析の結果、Ⅰ音分裂と延長、および二峰性P波がみられた。さらに心臓超音波検査では、僧帽弁の疣贅物と僧帽弁逆流、左心室と左心房の拡張が認められた。第16病日に実施された病理解剖では、僧帽弁に3×2×2cm 大、三尖弁に3×1×1cm大の疣贅物がそれぞれ確認されたほか、腎梗塞および左肩と左膝の関節炎がみられた。細菌学的検索では疣贅物、肺、腎臓、関節からは細菌が分離されず、心内膜炎とその他病変との関係性を解明することができなかった。
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http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/bitstream/10322/4278/1/60%283%29%2c1-4%2c2016.pdf

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