紀要論文 中英語頭韻韻文における動詞先頭語順について

小林, 茂之  ,  コバヤシ, シゲユキ

第28巻 ( 第1号 ) 2015-10
ISSN:09152539
内容記述
頭韻は古英語韻文に用いられた特徴的な技法である。ノルマン人による征服後,頭韻詩の伝統は一時的には途絶えたようにみえた。12 世紀末に作成された『梟とナインチンゲール』では脚韻は,頭韻にとって代わって,用いられた。しかし,頭韻韻文は,14 世紀に復活した。 古英語頭韻韻文における動詞先頭語順は,韻律による制約の一つに基づいて現れる。文はしばしば古英語韻文では後半の半行から始まる。しかし,それは中英語の頭韻韻文では稀にしか起こらない。 この小論では,五つの版の『アングロ・サクソン年代記』において西暦937 年の記事に続く『ブルナンバラの戦い』と,14 世紀の『ガーウェン卿と緑の騎士』とを比較することで,中英語における動詞先頭語順の消滅を論じる。
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