紀要論文 5歳児の育ち合い保育実践を通して保育者が期待している効果―「社会的自己調整能力」と「集団所属感」に注目して―
Effects Expected by Kindergarten and Nursery School Teachers in Practicing Childcare and Early Education for 5-Year-Old Children Helping Each Other Develop ―Social Self- Regulation, Feel of Belonging to the Class Group―

名倉, 一美

5pp.33 - 42 , 2017-03-31 , 愛知教育大学大学院・静岡大学大学院教育学研究科共同教科開発学専攻(後期3年博士課程)
ISSN:2187-7327
NII書誌ID(NCID):AA1262681X
内容記述
保育者は、幼児同士が育ち合いのできる集団づくりを目指して、日々、実践を行っている。しかし「育ち合い」という概念は幅広く、実際にどのような目的でどういった集団を育てるのかは保育者個人に委ねられているため、その効果を実証することが難しい。そこで本研究では、多様な相互作用が生まれる就学前の5歳児集団に焦点を当て、これまで積み重ねられてきた育ち合い保育の実践報告の中から、目的や効果に関する共通点を抽出し分析を行った。その結果、保育者が5歳児集団での育ち合い保育を通して育てたいと願っているのは、「自己主張」や「他者受容」といった「社会的自己調整能力」であることが明らかとなった。同時に、幼児が「所属感」を感じられるような「受容的集団」を形成することを目指していることが示された。
Kindergarten and nursery school teachers have formed a class group that can help each other develop. However, it is difficult to demonstrate the effect. In this study, it was to target for 5-year-old children class group. From the practice report of child care and early education, it was analyzed to extract the common point of the purpose and effect. Kindergarten and nursery school teacher support that the children learn about “Social Self- Regulation”. And they support to “Feel of Belonging to the Class Group”.
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