Departmental Bulletin Paper 愛知教育大学出身教師の資質能力形成に関する調査研究 ― 修士課程を修了した小学校教師の養成教育に対する意識を中心に ―
A Study on the Process for Developing Practical Qualities and Competencies as Elementary School Teachers: Results of an Alumni Survey at Aichi University of Education

首藤, 貴子  ,  幸前, 有南

5pp.151 - 160 , 2015-03-31 , 国立大学法人愛知教育大学
ISSN:2186-0793
NCID:AA12563491
Description
本稿では、愛知教育大学出身教師を対象とする質問紙調査の結果から、修士課程修了後入職した「修士課程修了教師」に着目し、養成教育期の資質能力形成に対する当事者の意識を明らかにすることを目的とした。具体的には、①養成教育期における学びに対する認識、②学部卒業時点および大学院修了時点の教師としての資質能力の到達度に対する自己評価、③大学院における学びに対する認識と大学院修了時点の資質能力の自己評価との関係について分析した。その結果、以下の点が明らかになった。修士課程修了教師は、①養成教育期における「実践」的な学びのみならず「研究」的な学びによる影響を自覚しており、②学部卒業時点の資質能力に対して全般的に否定的評価であったが、大学院修了時点では自身の力量向上に向けて取り組むこと、同僚と協調すること、教師としての基本的素養に関する資質能力について肯定的評価であった。さらに、③修士課程のカリキュラムに基づく学びの影響を高く認識している教師ほど大学院修了時点における資質能力の到達度を高く評価する傾向がみられ、修士課程における養成教育の有効性が示唆された。
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http://repository.aichi-edu.ac.jp/dspace/bitstream/10424/6059/1/kiko5151160.pdf

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