Conference Paper アニメーション画像における肌色の許容範囲

韓, 惠軫  ,  Han, Hyejin  ,  内川, 惠二  ,  UCHIKAWA, KEIJI

Description
肌色は色再現のための重要な要因として研究されてきた.それらの研究では実際の肌色と写真が 用いられてきた.しかし,最近のディスプレイの発展に伴い非リアル的な画像の肌色の表現も重要 になってきた.本研究では,非リアル系である 2D アニメーション画像の肌色を取り上げ,その許 容範囲を調べた.実験刺激は,年齢と性別の評価がそれぞれ異なる 3 種類のアニメーション顔画像 であり,顔に使われた肌色は,実際のアニメーション作品から得られた 580 色であった.実験方法 は,26 名の被験者に許容できる肌色,好ましい肌色,より好ましい肌色,最も好ましい肌色の順に 評価してもらい,カスケード法で肌色の範囲を調べた.その範囲を 50% の被験者間の一致度で楕円 体にフィッティングした.その結果,顔の形の違いによる肌色の許容範囲には有意差がなかった反 面,好ましい肌色の範囲には有意差が多少見られた.さらに,実際の肌色の好ましい範囲とは異な る傾向が見られ,アニメーション画像における肌色は独特な特徴を持っていると考えられる.

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