紀要論文 原子力発電「国策民営」の源流を探る

野中,洋一

64 ( 4 )  , pp.131 - 162 , 2017-03-31 , 明治大学経営学研究所
ISSN:0387-298X
NII書誌ID(NCID):AN00069230
内容記述
「国策民営」という産業形態は,何も原子力に限ったものではない。例えば,ガス,通信,鉄道などのいわゆる公益事業なども「国策民営」といっても,あながち的を外れてはいない。だが,原子力発電という業態は,他の産業にない特殊な性質をもっている。その性質とは,「核」がもつ巨大エネルギー,「核」が内包する放射能に代表される。それ故に,特別な政治的,政策的措置が不可欠だった。本稿は,原子力発電「国策民営」の源流を探ることを目的としている。「国策民営」をめぐる先行文献はいくつかあるが,その定義は「原子力事業を担う電力会社をはじめとする民間企業は国家政策に従い,国家政策と矛盾しない範囲で自由裁量が与えられる代わりに,事業が国策協力という形で進められる以上,民間企業としての費用やリスクは政府が肩代わりするという考え方である」(大山,2013.p.193)と解されている。
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