紀要論文 原子力における技術者の社会的責任
Social Responsibility of Engineers in Nuclear Power

田岡, 直規  ,  タオカ, ナオキ  ,  Taoka, Naoki

12pp.41 - 58 , 2015-11-30 , 名古屋工業大学技術倫理研究会
ISSN:13494805
NII書誌ID(NCID):AA11981204
内容記述
わが国の原子力政策は,「原子力エネルギーの平和利用」として高らかに宣伝され,長年にわたり,多数の原子力関連の政策決定者,専門家や関係者によって,エネルギーの安定供給,さらには産業の活性化に大きく貢献してきた.長年にわたりこの原子力政策を決定し推進してきた多くの政治家,官僚や事業者をはじめとした政策決定者はそれぞれ,その時期による立場と関与度合いに応じた政治的責任を有している1).また,これに関与してきた,原子力関連の専門家,学者,研究者,技術者もその立場や関与度合いに応じた「倫理的責任」や「技術的責任」さらに「社会的責任」を有している.特に2011年3月に発生した福島原子力発電所事故を契機に,これら原子力における政策決定者,専門家や関係者の「政治的責任」,「倫理的責任」,「技術的責任」さらに「社会的責任」が大きく問われている.このような状況下で福島原子力発電所事故を踏まえて,「原子力における技術者の社会的責任」について考察する.
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http://repo.lib.nitech.ac.jp/bitstream/123456789/26376/1/grknit2015_41.pdf

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