Journal Article 乳癌薬剤耐性分子ABCG2の高発現細胞から学んだ機能

牟, 安峰  ,  川添, 麻子  ,  堀, 千尋  ,  足立, 有香  ,  清水, 梨奈  ,  大西, 景子  ,  笹井, 麻千子  ,  坂口, 直哉  ,  武田, 貴成  ,  竹谷, 茂

2016-03 , 京都工芸繊維大学
Description
ABCG2は乳癌を始めとする、数種類の癌細胞で増加して、細胞の薬剤耐性の獲得に働く膜輸送を担うポンプ蛋白質として知られている。ABCG2の輸送物質としては、種々の化合物が知られているが、それらにポルフィリンが含まれるのではないかと考えられている。ABCG2のポルフィリン代謝や輸送への役割を調べるために、ヘム要求変異酵母のABCG2株を作製した。Protoporphyrin依存性のABCG2発現株の増殖はコントロール株よりも優れていた。つぎにヒト癌細胞HeLaにABCG2高発現させると薬剤耐性を獲得したが、ALA依存性のprotoporphyrinの蓄積は増加した。Protoporphyrinの増加は、ABCG2発現細胞でのprotoporpphyrin の排泄増加よりもROSの低下によるmitochondria機能の改善によるヘム合成系の亢進にあることが示唆された。これらは、ヘム要求性の酵母でのABCG2は発現による生育の向上を支持した。
Full-Text

http://repository.lib.kit.ac.jp/opac/repository/10212/2236/08_2_S.Taketani.pdf

Number of accesses :  

Other information