Departmental Bulletin Paper Tectonics of innovating aluminum teahouse: Altering aluminum teahouse by means of new timber construction
アルミ茶室革新のテクトニック アルミ茶室の木構造による改修

上原, 雄史

Description
 本論文の著者上原雄史は、故貴志雅樹教授が本学部創設展にて設計したアルミ茶室を、本学部創立10周年記念祭のために設計製作した過程で、建築意匠研究に関する重要な点を見出したので、ここに記録し発表する。 林暁教授を長とする創立10周年記念祭実行委員会は、学部の方針「伝統と革新」のものとで学部の力を集結して準備を進め、記念祭を平成28年2月に成功裏に終えた。貴志は茶室をインスタレーションとして設計しており、我々が10年後にプロジェクションマッピングを組み込み、貴人を迎えた茶事に用いることは予期していなかったため、茶室は構造補強が必要であった。設計者は、テクトニック、即ち空間架構における芸術と科学、という思考方法に従い、その実現を拒む問題を解決するプロセスにこそ「伝統と革新」を視覚化する建築が生まれるという意匠仮説をたて、各段階でこれを具体的に検証し作業を進めた。ここで近代建築の「形態は機能に従う」という信条は限られた条件内で確認可能であること、また設計時の目的性を超えて構造物を活用できることが確認でき、歴史と共存する現代のまちづくりを要にする本学部にとって有意義な知識を残せたと考えている。
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