Departmental Bulletin Paper 情報通信技術を用いた交際相手からの暴力 : 日本における実態とその特徴の検討
Investigating the state of intimate partner violence using information communication technologies in Japan

竹澤, みどり  ,  松井, めぐみ

15pp.11 - 24 , 2016-03 , 富山大学保健管理センター
ISSN:13464213
NCID:AA11893140
Description
インターネットや携帯電話をはじめとする情報通信技術(ICT)の浸透によって,ICTを用いた親密なパートナーからの暴力(IPV)が増えていることが指摘されている。本研究ではICTを用いたIPVの日本における実態とその特徴を明らかにすることを目的とした。先行研究で指摘されているICTを用いたIPVの主な6種の行為(『言動監視』『執揃なメッセージ送信』『脅迫・侮辱』『なりすまし』『私的情報等による攻撃』『私的情報の掲載』)の被害経験の有無に加え,各行為の詳細,影響,対処について自由記述調査を行った。その結果,『言動監視』が最も経験頻度が高く,現在の恋人からのみではなく,元恋人からされる場合も多いことが明らかとなった。気持ちへの影響として「嫌・不快」「気持ち悪い」「怖い」が多く,行動への影響は「行動が制限される」「関係回避」の回答が多い一方で,「影響がない」という回答も多かった。対処としては「別れる」「話し合い」という対処がある一方で,何も対処を行わない場合も多いことが明らかとなった。
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