Departmental Bulletin Paper 異文化交流活動の一つの実践的意味 : 富山県立ふるさと支援学校の児童生徒と富山大学の外国人留学生との出会いから
A Practical Meaning of Cross Cultural Communication : From the Encounter Between Students of Toyama Prefectural Furusato Special Needs Education School and International Students of University of Toyama

副島, 健治  ,  岩瀬, 裕嗣

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本稿は富山市内にある病弱虚弱特別支援学校の児童生徒と富山大学の外国人留学生が行なった交流について報告するものである。この交流の第一義的価値は,留学生も児童生徒も普段の生活では得られない貴重な出会いと心の通う交流の場を得たということである。交流の場面では留学生たちは,自国でもなかなか出会う機会の得がたい児童生徒たちの心身の状況をよく理解した上で,寛容な態度で児童生徒たちに接した。そして,まだ必ずしも完全ではない日本語の運用力を克服しながら児童生徒たちと交流し,自らの人間力とその重要性にあらためて気付いた。一方,児童生徒たちは「社会見学」として普段の生活の場を離れて,自分たちの日常ではほとんど接する機会のない外国人の留学生たちに接し,緊張感やためらい,躊躇を乗り越えて交流の喜びと学びを得た。そこには,言語の壁や異文化というような障壁ではなく,お互いに状況が異なる各個人が出会ってそして交流しているという状況が具現していた。
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