Journal Article パラウク・ワ語における共時的な語形成
Synchronic Analysis of Word Formation in Parauk Wa

山田, 敦士

Description
パラウク・ワ語(モン・クメール語族、雲南省~シャン州)は、単音節を基調とする言語である。しかし、多音節語も語彙体系の一部として無視することができない。パラウク・ワ語の語形成に関する先行研究には、音韻論と形態論の非区別、共時論と通時論の非区別という共通の問題がある。語形成全体の把握が困難である状況を踏まえ、本稿では、共時的な観点から語形成法の再検討をおこなった。筆者の分析によると、パラウク・ワ語における共時的な派生手法には接辞法と複合法が認められ、このうち真に生産的といえるのは複合法のみである。その一方で、パラウク・ワ語の語彙の一部には、モン・クメール語族に特徴的な、形態法の痕跡を認めることができる。本稿でおこなった共時的分析は、将来的な通時的研究の土台となるものである。
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