紀要論文 学齢期の自閉症スペクトラム障害児への関係発達的支援と「自立活動」による教育実践 : 「ともに楽しむ」体験と「向かう力-受けとめる力」を育む「トータル支援」
Developmental Relationship Approach to Autistic Spectrum Disorders in School Age Period and 'Independent Activity' by Educational Process : The Mutually Enjoyable Experience and The Interaction of 'The Power to Activity and Passivity' by Total Support Approach

浦崎, 武  ,  武田, 喜乃恵  ,  Urasaki, Takeshi  ,  Takeda, Kinoe

(7)  , pp.133 - 152 , 2016-03-31 , 琉球大学教育学部附属発達支援教育実践センター , Practice Center for Education of Child Developmental Support Faculty of Education, University of the Ryukyus
ISSN:1884-9407
NII書誌ID(NCID):AA12478687
内容記述
学齢期の自閉症スペクトラム障害児への関係発達的支援法の「他者との関係性の形成」に向けた支援のあり方、社会性の基盤の形成へと繋がる学校における教育課程のなかの「自立活動」への位置付け、教育実践を実施するための方法について「トータル支援」の実践による「支援内容と経過、振り返り」および実践事例を通して整理した。特に他者との関係発達的支援法としての「トータル支援」における「工夫や配慮のあり方」と結果として生じてくる子どもたちの物、人、取り組みへと「向かう力」に着目して「ともに楽しむ」集団支援と教育実践を考えた。また、子どもたちとの関係性の形成のための接点創りと相互の情動調整および「トータル支援」の社会性の基盤の形成と自立活動の教育実践について「ともに楽しむ」体験と他者との「向かう力-受けとめる力」による関係性に焦点化して検討した。子どもたちにとっても支援者にとっても「ともに楽しむ」ことによって他者と繋がっている感覚や受けとめてもらえる感覚が生まれてくると、自らが繋がっていないこと、受けとめてもらえないことに敏感になり他者との「ズレ」に気づく力が育まれる。他者へと向かい、他者と関わることで他者との「ズレ」を調整しようとする行動が見らえるようになり他者の理解に迫ることが可能であること等を考え、支援のあり方を整理した。このような関係発達的支援を学校における「自立活動」の教育課程に位置づけ実施することは可能であることを確認した。
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http://ir.lib.u-ryukyu.ac.jp/bitstream/123456789/34486/1/No7p133.pdf

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