Departmental Bulletin Paper <研究ノート>中国電動自転車企業における研究開発組織の形成と改革について : 緑源グループのケース

劉, 嫻

6pp.263 - 275 , 2018-03-24 , 法政大学公共政策研究科『公共政策志林』編集委員会
ISSN:21875790
NCID:AA12714757
Description
中国において,多くの企業では,自社で技術革新を目指して研究開発を行うより,外国の技術をいち早く吸収することを優先させているが,近年,イノベーションを重視する中国企業が現れた。それらの企業は模倣から始めて,研究開発力を育てた後,自社研究開発を行っている。しかし,電動自転車企業の緑源グループは,創業時よりイノベーションを目指して自社での研究開発を中心に行っている。そして,実際にもイノベーションを興した。そこで,緑源グループは,中国電動自転車産業発展の流れのなかで,どのような変遷を経て,どのように生き残ってきたのかを詳しく調査し,企業の発展を分析した。その結果,緑源グループがイノベーションを興こした要因が,研究開発組織にあることが分かった。さらに,緑源グループの製品を支える研究開発部門はどのような組織で,何を目指して技術開発を行っているかを分析したところ明らかになったのは,中国国外に電動自転車の模倣相手がいなかったことに加え,緑源グループが技術に重きを置いていることである。緑源グループの戦略が,組織的構造の変革を導いた。
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