研究報告書 十八世紀ドイツ文芸における社交性と非ヨーロッパ世界

笠原, 賢介

pp.1 - 4 , 2015-06-03
内容記述
研究成果の概要(和文): 1960年代以降大きく変化したドイツ啓蒙の研究史を整理し、ドイツ後期啓蒙における社交性のモチーフを、クニッゲを中心にして、カント、レッシング、シュライアーマッハーと関連させながら考察した。非ヨーロッパ世界に関しては、レッシング『カルダーヌス弁護』、『賢者ナータン』、ヘルダー『人類歴史哲学考』のテクスト分析を詳細に行い、非ヨーロッパに対して開かれた彼らの視点がどのように作品化されているかを明らかにした。これを通して、彼らとドイツ後期啓蒙における社交性のモチーフとのテクスト内在的な連関を明らかにした。並行して、森鴎外におけるレッシング受容、和辻哲郎におけるヘルダー受容を考察した。研究成果の概要(英文): 1)The texts of Knigge, Kant, Schleiermacher and Lessing were analyzed concerning the motif of sociability in the German Late Enlightenment. 2)The views on the Non European world of Lessing ("Rettung des Hier Cardanus" and "Nathan der Weise") and Herder ("Ideen zur Philosophie der Geschichte der Menschheit") were examined. 3)The Lessing-reception by Mori Ogai and the Herder reception by Tetsro Watsuji were clarified.
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http://repo.lib.hosei.ac.jp/bitstream/10114/12532/1/15_kaken_22520331seika.pdf

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