学位論文 重金属過剰条件で培養した シロイヌナズナ細胞の過敏感反応の変化

吉野, 加奈子  ,  YOSHINO, Kanako

pp.1 - 57 , 2015-03-24 , 法政大学大学院理工学研究科
内容記述
要約 1. 重金属は高等植物の微量必須元素とされ、植物の健全な成長に必要不可欠なものであり、その過不足によって植物に悪影響を及ぼすことが知られている。本実験では 5 種の重金属過剰条件を設定し、シロイヌナズナ培養細胞(MM2d)と病害応答を誘導する物質であるエリシターのフラジェリンペプチド(flg22)を用いて、植物の持つ病害への抵抗性反応である「過敏感反応」への影響の変化観察を行った。同時に、過敏感反応の初期応答反応の一つである「オキシダティブ・バースト」にも着目し、重金属過剰が植物に与える影響を調べた。 重金属過剰条件における、過敏感細胞死率の比較、活性酸素発生量、病害応答遺伝子WRKY22と、活性酸素除去酵素であるSOD 遺伝子の発現量変化、総抗酸化物質含有量の変化などの比較を行い、重金属過剰が植物の防御反応に与える影響を考察したが、対照区との比較では顕著な傾向の差は見られなかった。 また、シロイヌナズナの植物体を用いた実験にも着手し、銅過剰条件における生育の様子を観察し、上記の遺伝子発現量解析を行った。併せて、花粉浸し法によるSOD 過剰発現株の作成の試みも報告する。
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http://repo.lib.hosei.ac.jp/bitstream/10114/11744/1/14_thesis_master_%e5%90%89%e9%87%8e%e5%8a%a0%e5%a5%88%e5%ad%90.pdf

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