紀要論文 日常生活における幼児の感情リテラシーの発達

藤野, 沙織  ,  本村, 祐里佳

(75)  , pp.79 - 88 , 2015-10-31 , 法政大学大学院
ISSN:03872610
NII書誌ID(NCID):AN00226113
内容記述
本研究は,幼児が日常生活で体験すると思われる場面を用意し,登場人物がどのような気持ちであるか,そう思ったのはなぜかを尋ね,幼児がどのように感情を語るのか検討を行った。調査には 51 名の幼稚園児が参加し,分析はデータに不備のなかった 49 名を対象とした。分析の結果,年中児の女児は男児よりも多く感情語を使って,感情を表現していたことが明らかとなったが,それ以外に年齢差や性差は見られなかった。しかしながら,使用された感情語の種類に着目すると,年齢によって使用される感情語の種類が異なる可能性が示唆された。例えば,年少児は「だめ」「いい」といったおおざっぱな快不快表現の使用が多く見られたが,年長児では「たのしい」「やさしい」「かなしい」といった表現が多く見られた。考察には,今後の研究課題と感情教育への応用可能性について論じた。
本文を読む

http://repo.lib.hosei.ac.jp/bitstream/10114/11565/1/15_grad_75_fujino_motomura.pdf

このアイテムのアクセス数:  回

その他の情報